From Tenerife ・テネリフェから

テネリフェに住む翻訳家の英詩、写真、絵画、音楽、スペイン語など

Invisible Shooting Stars

以前日本語で書いた日記から、英語の詩を書いてみた。

 

星の落ちる青空

 

太陽は、美しい流星を隠してしまうけれど、本来は美しいもので、私たちの目には触れないで消滅してしまうものがたくさんある。

そういうものの存在の兆しに、一瞬触れることもある。

青空に流れる、目に見えない流星のような、内面的美しさを秘めた人々も、その美しさが、特に取り上げられることもなく、一生を終えた人々も、たくさんいるに違いないと思った。

 

 

Invisible Shooting Stars

 

The beauty that is unnoticed

Shooting stars in the daylight

Can you hear their sound?

If you whisper to your heart

 

The beauty that is unexpressed

Burning love within your heart

Which is never confessed

Your dream, concealed in a pot

 

All fallen stars, unexpressed love

We never imagine how beautiful they were

Whisper to your heart to have

Real beauty be realized

Gidon Kremerを聞きながら

徹夜を覚悟していたのだけれど、なんとか夜中の2時に納品ができた。それでも、朝息子を、スクールバスのバス停まで連れて行かなければならないので、6時半には起きないといけない。

バス停から帰ってきて、窓際でゆっくりコーヒーを飲んだ。朝食後、お風呂にゆっくり入ることにした。夫に、何かすごく深い音楽をかけてもらい、お風呂に入りながら聞いていた。私の好きなGidon Kremerをかけてくれた。

 

実に彼は、いろいろな曲を演奏しているけれど、曲が「彼のもの」になっている。ほかの人が弾くとつまらなそうな曲が、彼の手によって、興奮をそそるような、深い曲に変身する。

クラッシックは、ジャズなどと比べると、演奏する時にいろいろ制限がある。誰が弾いても、そんなに変わらなさそうなのに、なぜ、Gidon Kremerが弾くと、違ってくるのか。説明できない。

説明したければ、説明する方法もあるだろうけど、それをすると、音楽が楽しめなくなるような気がする。

音楽の基本は、決まっているけれど、そういうものを超えて習得するものが必ずあるはずだ。音楽を解釈するという言葉をよく聞くけど、つまり楽譜には書かれていない、何かを理解することが求められる。

絵も、音楽も、文学も、作品を解釈する能力が求められる。それは、翻訳とは違い、そこに書かれてないものを理解することも含まれる。その解釈にも、個性がある。作品と、自分というのを結びつけるからかもしれない。そういう結びつけは、作者が作品を鑑賞者に望んでいる場合が多い。

作品に対する深い解釈ができるようになれば、自分でもよい作品が制作できるようになるはずだ。

その解釈が、また、技術にも影響する。というのは、技術とは、はじめから定められているものではなく、はじめに人が何かを作り、そこから自然に発展してきたものをまとめ上げたものだろうと思う。良い絵というものがわかっていれば、技術というものを習得しやすいはずだ。

ところで、よく、風景画の描き方、人物画の書き方などと、ノウハウ本が出ているが、そんなノウハウ本は、手っ取り早く作品を描くにはちょうどいい。

しかし、本当に絵を楽しみたいなら、基本的なものの見方からはいり、そんなノウハウ本など捨てて、燃やしてしまうことをお勧めする。いらないのだ。

物を客観的に見る、そして主観的にも見る、この2つを意識して行うことができるようになれば、自分の本当に描きたい絵を描くことが可能になる。あらゆるタイプの絵を楽しむこともできるようになる。人の手法を使って、手っ取り早くステレオタイプな絵を描くことを楽しめれば、ノウハウ本もいいかもしれない。しかし、本当に絵画が与えてくれる喜びを味わうには、ちょっと物足りないようだ。

 

 

よくある状況

どこの社会でもそうだ。強い人間は、弱い人間を傷つける。

 

常によく聞く話だけれど、「有能な人間は、離れてゆき、無能な神経の図太い人間が残ってゆく。」音楽界でもそうだった。

音楽のミキサーで、非常に有能な人間がいたのだけど、神経が参ってしまい、インドの音のないところに行ってしまった。残ったのは、無能な口先ばかりの男だった。いうことは、頓珍漢で、まるで話にならない。

 

そういうことで、どこの世界も、いい加減な図太い人間であふれている。。。というか、そういう人間はほんの一握りで、大多数は、傍観者としてふるまっているか、全く気が付かない。そういう人間の影響力を、そのままにしている。

 

 

私はそういう人間の集まるところに、身を置くのに疲れた。

自分は何をしているんだろう。

 

 

 

 

 

 

Waves (Poem)

Waves - Questions Unanswered

 

Coming and going

High and low

Slow and Fast

Cold and warm

Weak and strong

Killing and saving

Dying and generating

 

How long?

How far?

How deep?

How high?

 

Generation to generation

Questions unanswered

Forever and ever

 

By Felicia Jarvis on 28 Oct. 2017

日本で髪が茶色いという意味

娘は、当然、イギリス人と日本人のハーフなので、髪が茶色いのですが、中学の時に、髪を黒く染めるように学校側から言われました。

 

https://mainichi.jp/articles/20171028/k00/00m/040/158000c

肌の色で人間を差別してはいけないと世間では言いますが、髪の色で人間性を判断するなら、こういう世間を、子供たちはどう理解し、何を学ぶことになるのでしょうか。

 

もっと重要なことを教えないといけないんじゃないですか。

言っていることと、やっていることが全く矛盾していても、それに気が付かない、鈍感な日本の学校社会。

 

 

 

一人の人間が経験できること

一人の人間が経験できることは、世の中で起きていることの何兆分の一ぐらいだろうと思う。いや、もっと天文学的数字が、分数の分母に来るのだろう。

100年200年生きても、知らないことだらけだろう。

 

だから、経験に頼ってはいけない。いくら苦労しても、何一つ解ってないって思わなくっちゃいけないのだと思う。

 

自分だけじゃない、人間の言うことは、たくさん間違えが含まれている。それは当然のことだ。

 

それは時々面白いけど、時々嫌になる。

 

人間性の崩壊ってよく言うけど、崩壊する前の人間性とはどんなものか、私は知らない。ただいえることは、歴史のどの時点においても、その時に生まれてきたかったなんて時代は、私にはない。女性は昔から差別されていたし、人間はずっと、頭が固くて、理由もなくいろいろなことを信じ、他人を拘束してきた。

昔から嫌な社会だったんだ。

 

人間の歴史がどんなに長くても、私たちが知ることができるのは、海の水すべての中の、ほんの一滴だ。