From Tenerife ・テネリフェから

テネリフェに住む翻訳家の英詩、写真、絵画、音楽、スペイン語など

我が家のシステム

トイレと洗面所にタオルを置くのだけど、みんなでいっしょに同じタオルを使うことに抵抗を感じませんか。本当は、タオルペーパーなんかが衛生的だと思うのですが、コストもかかるし、環境にも悪いです。

だから私の家では昔から、小さなタオルをたくさん用意して、使ったらすぐに洗濯します。

手を一回拭いたきりで洗濯にだすのももったいないので、手を拭いたタオルで、毎回

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鏡とか、洗面器、その周囲を軽く拭き掃除します。

写真はタオルの入った籠です。このカラフルなタオルは、スペインでお掃除用として売られていて、とても安いです。水の吸収もよく使い心地も良いので、たくさん買って来て、籠に入れています。これらの洗いたての清潔なタオルで、顔を拭いたり、手を拭いたりします。いつもきれいなタオルが使えるし、洗面所のお掃除も楽になるので、おすすめです。

 

空港のおみやげ屋さん ズラッと並んだペンギンブック

テネリフェ南空港のおみやげ屋さんには、英語の本がたくさん並んでいた。

普段あまり家から出られないことと、本屋が殆ど無いこと、本屋があっても、スペイン語の本ばかりだったりして、普通の英語の本がなかなか読めない。

アパートには小さなライブラリがあるけれど、ほとんどがドイツ語の本で、英語の本は読みたい本がない。

テネリフェ空港の売店に、ずらりと並んだペンギンブックに感動した。表紙がきれいだ。手にとって中を見た。英語の小説を読む機会が殆ど無い。電子的に読むのは、カーソルがうまくコントロールできなくて嫌だ。普段、何かの説明書や、教科書のようなものばかり読んでいるから、美しい書き方の英語の本を手に取ると、ドキドキする。

具体的には忘れたけど、モダンクラッシックのジャンルのペンギンブックの初めのページを見て、一行読んだ。ジーンと来る。でもあまり立ち読みしちゃいけないから、これで終わり。

13.55ユーロ、ちょっと今は出せないな。今月用事で家族でマドリッドに行ったし、夫の両親が突然亡くなって、その飛行機代、引っ越しに必要な費用、家具、もう今月は、本当にひどく出費した上、仕事もあまりできなかった。超ケチにならないと。

美しい英文が、読みたい。それも、美しい表紙の紙の本で読みたい。

窓際に座って、美しい景色の隣で、美味しいお茶を飲みながら。

 

Is popularity important for you?

Is popularity important for me?

I believe that "NO" should be the answer. But I also believe that we naturally have a desire to be popular. Probably it is natural for us to feel happy when we are loved by someone. The more people love us, the happier we are.

But, I still believe that popularity shouldn't be important for us. Why?

Because human history shows that popular opinions are sometimes wrong and cause big problems. Actually, majority has been controlled and exploited by people who are desiring to gain power. Under such condition, minority suffer so much. Many of the minority are forced to be minority due to their education, circumstances, physical and mental disabilities or unique personalities, etc.

Should we ignor those people only because they are not so many?

I have an experience of being told, "Do you think that you are special? Why do I have to treat you differently from the others?"

This shows that some (many?)people think that minority should endure for the majority.

 

I think that majority should endure for minority who need special care and attention. That makes more sense.

 

But who are actually majority and who are really minority?

This question is more difficult. Now I am confused, should stop writing.

 

 

 

 

暗黙の連帯感ー酸素のない空気を吸っているようで窒息する

日本から出て良かったのは、暗黙の連帯感から外れたことだ。でも、もしこの種の連帯感が恋しいのなら、いつでもオンライン上で持つことが出来る。やり方は、豆に他の人の記事を読み、コメントして、ブラボーする。ブラボーやコメントをもらったら、ひとこと挨拶を入れる。書く内容を制限する。決して人のいざこざに顔を出さない。でも、プライベートメッセージで、人受けのする意見でも言って、裏から連帯感を築き上げる。

こういうことをするには、マメでないといけない。時間やエネルギーが取られる。

その上、「空気を読む」能力が求められる。「ブラボーやコメントをもらったら、ひとこと挨拶を入れる。書く内容を制限する。決して人のいざこざに顔を出さない。」などは、誰も教えてくれない。他の人のやることを見て、自分で見つけないといけない。

日本では、車で追い越しをするときに、チカチカとライトを点灯させて、「ありがとう」とか「すみません」の意思表示をするのだけれど、そうしろなんて、運転の教科書には書いてない。

文字にならない規則がたくさんあり、それを、あの「ノーと言えない日本人」を書いたイザヤ・ベンダンサンが、暗黙の規則と表現した。 

周囲に合わせて同じことができない、またはしたくない人間にとって、これはかなりきつい。

それで、一生懸命構築した人間関係は果たして、土台のある、信頼できるものかというと、そうでもない。利害関係に問題があれば、ハイさよならで人は簡単に去ってゆく。そんなものに、エネルギーを使ってどうする?

酸素のない空気を吸っても、なんの意味もない。

人は、自分に何の益も得もない付き合いを、簡単に切り捨てる。誰かを助けようとしているように見えて、実は、自分の評判を高めるためだったりする。

もちろんそういう人ばかりではない。私はそう信じている。

そうではない人を見分けて、付き合いたい。

そうするためになにか特別な方法があるかというと、特に無い。ただ、自分が自分のままでいればいいのかもしれない。これは、ある人にとっては、とても難しいことだと思う。

 

 

Aeropuerto Sur

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夫をテネリフェ南空港へ連れて行った。 片道70Km以上は距離があると思う。バスで行ってくれたらいいものをどうしても連れて行って欲しいと言われ、嫌いな運転を長距離した。

テネリフェ南部は私達の住む北部と違って、あまり緑がない。天気はいいし、乾燥しているから、気持ちがいいところなんだけど。景色が北部と全く違っていて面白かった。

南部はたくさんのイギリス人が住んでいる。Aeropuerto Surは、ほとんどがイギリス人のようだった。お店の人も、英語が喋れる。

さて、数日は夫がいないから、夫の嫌いな日本食を息子といっしょに食べることとする。

今日は、おにぎりと、お味噌汁。

 

 

 

息子が問題を解決した

夫は両親の葬儀のために、一人でイギリスに行きます。数日後に舞い戻ってきます。

息子と二人だけになりますので、その間、ちょっとさみしくなります。

昨日のインターネット問題ですが、マクドナルドで、ある程度の仕事を終わらせるつもりでしたが、とうとう耐えられなくなり、ちょっと仕事を残して、帰宅することとしました。

ボーダフォンから、携帯の無料の10MBをもらったので、後はホットスポットでなんとかしようと思いました。

夕飯は、贅沢な日本米を炊き、サーディンのサラダで、お醤油のドレッシングがメインとなり、本当のお肉でできたソーセージを焼きました。(テネリフェでは、本当のひき肉や、スパイスや、調味料が入ったソーセージが、生のままで売られている。安くて、美味しい。)

息子は、モデムをしばらくいじくり回していました。携帯で何やらいろいろ検索しながら、必死になっていました。

「やった、できたよ。なおした。」

初めは何をなおしたのか、気が付きませんでしたが、モデムのランプが全部緑色に光っているではありませんか。ボーダフォンのテクニシャンでもなおせなかったのに。

夕飯を食べながら、「どうやってなおしたの。」

謙虚ながら息子は、「僕がなおしたんじゃないかもしれない。偶然、ラインを調整し終わった時に、ボーダフォンの方でなおしたのかもしれないから、なんとも言えない。こういうのなんて言ったっけ。何かをなおすときに、本当の意図とは違うところで、たまたまなおってしまうことってあるよね。」

すかさず夫は、「アスピリンを飲む時みたいに?」

はあ、なるほどと私は思いました。

夫は続けて、「ボーダフォンで働いたらいいよ。」と息子に言いました。

とりあえず、めでたしめでたしでした。

マクドナルドにまた舞い戻った

朝からインターネットが使えない。昨日は凄く早かったのに、いったいなぜ突然なくなったのか。

カスタマーサービスに再び電話して、マクドナルドで仕事をしている。

もう、ここでは食べたくないのに。

あああああ