もっと感動したい
詩を読んでいて、涙が出たことはある。
でも、涙なんて、簡単に出てくる。
私は、詩を読んで、どうしていいかわからなくなるほど、感動の頂点に達したことはない。
でも音楽ならある。
私はもっと詩を読んで感動したい。
きっとまだ読み方が足りないのだと思う。
壁は、辞書を使わないと意味がわからないことがあること。これは、かなり大きな壁だ。辞書をひいて意味がわかったところで、その言葉の持つイメージが把握できるわけではない。それが出来るようになるには、時間をかけてその言葉そのものを本当の意味で把握しなくてはいけない。
英語の詩の中に、自分が感じたいものがたくさん含まれているのは知っている。私は、日本の文学作品に、あまり自分との共通点を感じない。なぜかわからないけれど、親近感を感じない。
詩を読んでもっと感動したい。胸が締め付けられるほど、痛いほど感動したい。
そして自分でも、英語の詩を書きたい。その中に、溢れ湧いて、自分の中にはとどめきれなかったことを表現したい。
なぜそう思うのかわからないけれど、私は子供の頃から、絵や音楽を作って表現することを自分の社会における役割のように感じてきた。絵や音楽を制作していないと、自分が怠け者のように感じてしまう。今や、絵や音楽に加えて、詩が加わった。
しかし、英語の詩に関して、私はまだまだ、高いレベルの感動を経験していないように思う。
読んでいて涙が出るだけじゃ、まだ足りない。
もっと、英語の語彙を増やさないといけない。意味を知ってるだけじゃだめだ。その言葉の持つイメージも掴まないと。
それにはたくさん良い作品を読まないと。