息子が問題を解決した
夫は両親の葬儀のために、一人でイギリスに行きます。数日後に舞い戻ってきます。
息子と二人だけになりますので、その間、ちょっとさみしくなります。
昨日のインターネット問題ですが、マクドナルドで、ある程度の仕事を終わらせるつもりでしたが、とうとう耐えられなくなり、ちょっと仕事を残して、帰宅することとしました。
ボーダフォンから、携帯の無料の10MBをもらったので、後はホットスポットでなんとかしようと思いました。
夕飯は、贅沢な日本米を炊き、サーディンのサラダで、お醤油のドレッシングがメインとなり、本当のお肉でできたソーセージを焼きました。(テネリフェでは、本当のひき肉や、スパイスや、調味料が入ったソーセージが、生のままで売られている。安くて、美味しい。)
息子は、モデムをしばらくいじくり回していました。携帯で何やらいろいろ検索しながら、必死になっていました。
「やった、できたよ。なおした。」
初めは何をなおしたのか、気が付きませんでしたが、モデムのランプが全部緑色に光っているではありませんか。ボーダフォンのテクニシャンでもなおせなかったのに。
夕飯を食べながら、「どうやってなおしたの。」
謙虚ながら息子は、「僕がなおしたんじゃないかもしれない。偶然、ラインを調整し終わった時に、ボーダフォンの方でなおしたのかもしれないから、なんとも言えない。こういうのなんて言ったっけ。何かをなおすときに、本当の意図とは違うところで、たまたまなおってしまうことってあるよね。」
すかさず夫は、「アスピリンを飲む時みたいに?」
はあ、なるほどと私は思いました。
夫は続けて、「ボーダフォンで働いたらいいよ。」と息子に言いました。
とりあえず、めでたしめでたしでした。