From Tenerife ・テネリフェから

テネリフェに住む翻訳家の英詩、写真、絵画、音楽、スペイン語など

マイナーな人生

私は筋力トレーニングは嫌いだけど、球技は大好きで、実は得意です。でも、精神が体育系とは全く逆の境地に行ってしまっています。

卓球やテニスなどの個人プレーも好きです。でも実は、協調性のかけらもないように見える私でも、団体競技も楽しいと感じます。団体競技は、すべて自分の責任で、球を追いかけなくてはいけないわけではないので、楽に感じます。

私は、団体に入ると、自分の居場所を探します。そのために

1.全体を見渡す。

2.ボールが向かう方向をあらかじめ予測する。

3.人手の足りないところを探す。

常に、人のゆかないところに行きます。ボールを追いかけません。人のいないところに行くと、ボールが私に来るんです。

また、敵のメンバーがボールを持っている時にも、それを遠くから眺めて、ボールの進行方向を予測します。それで、彼らがボールをパスしようと、ボールが手から離れたときに、進行方向に割り込み、ボールを奪うというのも楽しいです。

これで、あまり体力を使わずに、バスケットボールが楽しめます。この場合、走り回らなくても、シュートをする機会ができます。

 

全体を、少し離れたところから見渡すということが、 とても重要なのです。実際の距離という観点からも言えますが、時間的な観点にも、適用できます。つまり、歴史です。

現在のことだけではなく、過去からのつながりを見るということです。現状から少し離れて観察するとは、実際の距離と時間という観点から行うことができます。

 

そうやって、コミュニティの中の自分の位置を決定します。

みんなが群がる場所に、ただ盲目的に群がりながら、有意義な人生を送ることはできないでしょう。自分が本当に必要とされるところをさがし、そこで、自分を生かすことができれば幸いです。

 

そういう意味で、マイナーな生き方をしてゆこうと思います。メジャーが悪いのではなく、メジャーな方々がいてくださるおかげで、私はマイナーな生き方を楽しむことができるのです。

ありがたいことです。

 基本的には、みんな違うんですけどね。ただ、自己吟味の苦手な人は、自分の他との違いに、気づけないでいるのかもしれないですね。人に合わせようと、いろいろ無理をされる方もいらっしゃると思います。無理は、良くないですね。

"Always remember that you are absolutely unique. Just like everyone else." - Margaret Mead (笑)

 

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