From Tenerife ・テネリフェから

テネリフェに住む翻訳家の英詩、写真、絵画、音楽、スペイン語など

聖書各書の背景の研究について

まず、この研究を日本語でやろうか、英語でやろうか迷った。

聖書は英語を使い、日本語で説明をすることにした。なぜなら、こういう個人で行う聖書研究は、多分あまり日本語で出てないからだ。それに、日本語よりも、英語のほうが、元のヘブライ語やギリシャ語との参照がしやすい上に、解りやすいからだ。英語が聖書の言語ではないということも、踏まえて、読んでゆきたいと思う。

これから行おうとすることは、教理とかを云々するのではなく、聖書66冊それぞれの、背景について把握することを目標にする。それをメインとし、気がついたことや、感動したことがあれば、付加的にそうした情報を加える。聖書は1500年以上かけて完成された。だから、歴史を把握するために、たくさんの情報を見てゆかないといけない。利用できる聖書関連の年表や、概略がたくさんあるのだけれど、いくら読んでも覚えられない。つまり、自分との関わりのないことは、すぐに忘れてしまう。だから、私はここで、自分の生活や、興味深い聖書の言葉にそうした歴史が、どう関わっているのかを探してみたいと思った。

 

まずは、ホセア書から入りたい。