息子が問題を解決した
夫は両親の葬儀のために、一人でイギリスに行きます。数日後に舞い戻ってきます。
息子と二人だけになりますので、その間、ちょっとさみしくなります。
昨日のインターネット問題ですが、マクドナルドで、ある程度の仕事を終わらせるつもりでしたが、とうとう耐えられなくなり、ちょっと仕事を残して、帰宅することとしました。
ボーダフォンから、携帯の無料の10MBをもらったので、後はホットスポットでなんとかしようと思いました。
夕飯は、贅沢な日本米を炊き、サーディンのサラダで、お醤油のドレッシングがメインとなり、本当のお肉でできたソーセージを焼きました。(テネリフェでは、本当のひき肉や、スパイスや、調味料が入ったソーセージが、生のままで売られている。安くて、美味しい。)
息子は、モデムをしばらくいじくり回していました。携帯で何やらいろいろ検索しながら、必死になっていました。
「やった、できたよ。なおした。」
初めは何をなおしたのか、気が付きませんでしたが、モデムのランプが全部緑色に光っているではありませんか。ボーダフォンのテクニシャンでもなおせなかったのに。
夕飯を食べながら、「どうやってなおしたの。」
謙虚ながら息子は、「僕がなおしたんじゃないかもしれない。偶然、ラインを調整し終わった時に、ボーダフォンの方でなおしたのかもしれないから、なんとも言えない。こういうのなんて言ったっけ。何かをなおすときに、本当の意図とは違うところで、たまたまなおってしまうことってあるよね。」
すかさず夫は、「アスピリンを飲む時みたいに?」
はあ、なるほどと私は思いました。
夫は続けて、「ボーダフォンで働いたらいいよ。」と息子に言いました。
とりあえず、めでたしめでたしでした。
マクドナルドにまた舞い戻った
朝からインターネットが使えない。昨日は凄く早かったのに、いったいなぜ突然なくなったのか。
カスタマーサービスに再び電話して、マクドナルドで仕事をしている。
もう、ここでは食べたくないのに。
あああああ
NIEカードがやっともらえました
2016年の1月に、アイルランドから車でテネリフェに引っ越しで、既に1年半以上経ちました。
とにかく、英国籍の夫と息子も含めて、どこでへ行って、なにをしたら、居住権がもらえるのか、ネットで調べてもわからない状態で、本当に苦労しました。
どんなに苦労したかを書こうとすると、それだけで疲れてしまうので、いつか元気なときに、書こうと思います。誰かのお役に立つことができると嬉しいですし。
夫や息子のNIEカードは、厚紙の写真なしですが、私のは写真付きのプラスチック製です。そのうえカラフルで、赤や黄色が使われてます。
インド人の友人は、居住権のために5キロほどの重量の書類が必要だったそうです。
私は、2キロぐらいかな。お金もかかりました。
もし、不法移住者がいなければ、こんなに証明書はいらないのでしょう。
不法者が多いと、規則が増えます。規則が増えると、不法者も増えます。悪循環ですね。これを断ち切るにはどうしたらいいのでしょうか。
親子の関係だったら、子供が親の規則を守るようになると、親は子供を信頼して、規則を減らしてゆきます。信頼を得るまで、時間がかかります。
でも、国の法律となると、そう簡単にはゆきません。国という集団と、個々の人間の間に、愛情関係がないからです。
日本は、個々の人間が、「私」という、禾に公という「小さな公」で表されているように、集団の益のための個人となっています。しかし、中国を含め他の殆どの国は、国という集団は、個人の幸福のためにあるべきだとされています。中国語で「私」は、「我」です。これはまさに、私自身を指すものです。日本の犯罪率の低さは、そういうところから来ているのかもしれません。愛情関係ではありませんが。
日本がいいと言っているわけではありません。集団のための個人で、個人の欲望をねじ曲げ、押さえつけた社会では、自殺率が増加します。
隣に誰が住んでいるかわからないような地域だけではなく、逆に住民同士の関係が非常に強い地域でも、自殺率は高くなるようです。一人一人の個性や、信条が尊重される社会が実現してほしいものです。
話は逸れましたが。
もう引っ越しは嫌ですが、夫が、数年後にクッキーアイランドに行きたいと行っています。サンドイッチアイランドとか、クッキーアイランドとか、面白い名前の島があるものですね。
もう引っ越しは嫌なので、今度は、断固反対します。ハンガーストライキだって辞さないつもりです。
プール
今のアパートにはプールがある。
だから毎週金曜日に泳ぐことにする。
プール付きのワンルーム、400ユーロの家賃は、なかなかいい。
本当はホテルにするつもりだったらしい。建物そのものの玄関は、一番上にある。私のところは90?号室で、フロントは1というフロアー、1からだんだん下がってゆく。逆さまのフロアーの番号付けがされている。
山の斜面に立っていて、わたしの部屋はまどからすぐに崖っぷちとなっていて、眺めは最高。
狭いけど、掃除が楽だし、気に入っている。
息子が大人になったら、早く追いだそう。今のうちに、料理や掃除を教えなくっちゃ。
テネリフェの建築 モダニズムと伝統
こういう家を見つけた。個人の家だけれど、持ち主が、モンドリアンのコンポジションを思わせるような色に、門の一部を塗っていた。
写真にはないが、一定の法則で、門の前の照明や柵も塗装されていた。コンポジションもなかなか良い。
この手の家に、このようなモダニズム風の塗装を行うことは、かなり勇気のいることだろうと思う。でも、面白い具合にマッチしている。
アッパレだ。
48度!
マドリッドは、暑かった。一時48度、4日間、毎日40度以上。
口の中が、冷たく感じた。体温より高い温度の中にいると、口の中が冷たく感じるのでしょうか。
空気は乾燥しているので、日本みたいにだらだら汗をかくことはないけど。夫は、ヘアドライアーから出てくる空気の中にいるようだと言っていた。
それから、ついにインターネットを家に設置できた。でも、超遅い。また電話して、技術者に来てもらうことにした。
ボーダフォンの店頭で、スタッフが言ってたこと、ずいぶん間違えが多かったっことに気がついた。間違ってるくせに、ゆっくりと英語で文句を言ったら、ブロックされてしまった。嫌な奴らだと思った。
でも、電話での英語のカスタマーサービスは、そんなに悪くない。マドリッドで、きちんとカスタマーサービスの訓練を受けているのがわかるが、テネリフェときたら、かなりいい加減だ。
片田舎の嫌なところかな。
マドリッドは観光してないから、暑いと言う事以外、特に書くことはない。
つかれた。