From Tenerife ・テネリフェから

テネリフェに住む翻訳家の英詩、写真、絵画、音楽、スペイン語など

言語が変わると、性格が変わる人

日本語で話している時と、英語で話している時に、性格が変わる人が、たまーにいるのはどうしてか。

普段あまり明るくないのに、英語を話すととたんに、人柄が変わって、やけに明るくなる。

なぜだろうと、いろいろ考えたんだけど、そう云う人は、周囲の人の影響を受けやすい人かと思う。英語を話す人の言葉だけじゃなくて、様子も、いっしょに真似てしまうらしい。

ねー、あなたには自分ってものがないの?あなたの趣味や好みって、周囲の人に影響されちゃうの?と言いたくなってしまう。

私はそんなのはゴメンだ。英語を話していても、日本語を話していても、自分を正直に出したい。

そりゃあ私は普段内気(本当は内気のはず)で、人に触ったりするのが嫌だけど、スペインではハグや、両頬へのキスもしょっちゅうしてます。でもこれは挨拶で、別に人柄が変わったわけじゃないですよ。

自分の本当の性格を隠す必要なんてなんにもないのに、日本人は、普段から、周囲に合わせて人柄をコロコロ変えるから、見ていて嫌になっちゃうことがある。

日本人は、あまり問題を起こさないし、平和的でよろしいらしいけれど、なーんだかつまらない。