読みかけのアガサクリスティ
ここのところ、家族で、詩の朗読の動画作りに励んでいる。
音楽を作って録音するのは、十数年ぶりのこと。機材がなくてあきらめていたのだけれど、息子の電子ピアノと、無料のソフト、安いマイクロホンで、なんとか、一つ出来た。
夫の詩の朗読も準備出来た。夫の声は、録音すると高くなってしまう。だから、ちょっとピッチを低くした。
音楽の録音に、今回もマイクは使用できなかった。ライン取りができればいいのだが、そのための機材がない。マイクを使うと、変な高ピッチのノイズが入る。結局前回と同様、PCの内蔵マイクを使用した。
映像、音楽、詩の組み合わせは、私が長年やりたかったっことでもある。
小学校ぐらいだったと思う。ふと、歌というのは、詩の朗読なのだと考えた。それで歌を作り始めた。
私が歌詞を元にメロディーを作るときは、歌詞の朗読から入る。何度も何度も朗読しているうちに、自然にメロディーが湧いてくる。
メロディーが湧く前の段階で、詩の朗読を音楽と組み合わせるのは、ラップが知られるようになる前から、私がやりたかったことだ。それほど、音楽における歌詞の重要性を解っていながら、私は文章が書けなかった。詩を書くことができなかった。詩を読むのは好きだったけれど。
でも、英語で詩を書いてみたら、なんだか自分自身を、もっと自然に表現できるような気がして驚いた。日本語の詩は、未だに書けない。
今、制作で忙しいので、アガサクリスティが読みかけで、ほったらかされている。